国立大学の入学手続に係る郵送受付の拡大
総務省(総務省行政評価局)は、
「国立大学の中には、試験に合格し入学を希望する者に、大学に出向いて入学手続を行うことを求めている大学があるが、負担となっているので入学手続書類の郵送受付を認めてほしい。」との行政相談をうけ、文部科学省に対しあっせんし、その結果、大学入学手続書類の郵送受付を認める国立大学は82 校中81校になったようです。
(総務省)(一部抜粋)国立大学の入学手続に係る郵送受付の拡大(回答)
-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせんに対する回答-総務省行政評価局は、次の行政相談を受け、行政苦情救済推進会議(座長:堀田力)に諮り、
その意見を踏まえて、平成 22 年9月8日、文部科学省に対しあっせんし、12 月 15 日、同省から回答を受領しました。//行政相談の要旨//
国立大学の中には、試験に合格し入学を希望する者に、大学に出向いて入学手続を行うことを求めている大学があるが、負担となっているので入学手続書類の郵送受付を認めてほしい。//あっせん要旨//
・大学入学手続書類の郵送受付を認めていない国立大学に対して、郵送受付方式の早期導入に向けた検討を要請すること。
・平成 23 年度の入学手続から、新たに郵送受付を認めることとした国立大学に対しては、その旨を当該大学のホームページ、募集要項等で周知する措置を講ずるよう要請すること。//あっせん前//
国立大学 82 校中 63 校は、大学入学手続書類の郵送受付を導入していたものの、残りの19校は、持参による受付しか行っていなかった。//措置状況//
大学入学手続書類の郵送受付を認める国立大学は、82 校中 81 校となった。
郵送受付を認める旨について、ホームページ、募集要項、受験者への送付書類(受験票送付時や合格通知送付時等)等で、受験生に周知。また、募集要項等に記載がない場合でも、電話などの問い合わせに対して郵送受付について案内。