2010年3月23日

立正大学 「クリッカー」を導入し、双方向型授業

立正大学は、
2010年4月より一部の学部において、「クリッカー」を導入した双方向型授業を実施するようです。

(立正大学/2010.03.18)(一部抜粋)

経済学部において「クリッカー」導入による双方向型授業の実施

経済学部では2010年4月より、ICT活用教育の一環として「クリッカー」を導入します。「クリッカー」とはリモコンを使って回答するための装置で、教員の質問に対し、学生からの回答結果を瞬時にグラフで表示したり、集計したりすることができます。学部の一体的取り組みとしては、日本初の試みです。

経済学部では、昨年、オープンキャンパスや大教室の講義型授業などで試験的にクリッカーを活用し、12月に行われた3つのゼミによる討論会においてもクリッカーを使用しました。各ゼミの2年生が討論部門とプレゼン部門に分かれ、日ごろの研究成果を競い合う中、どの発表が優れているかを学生自身にクリッカーを用いて投票させたところ、大いに盛り上り、活発な議論が展開されました。これらの試行の成果を受けて、今年4月から経済学部の1年生から4年生まで全学生にクリッカーを持たせ、クリッカーによるICT活用教育を学部一体としてスタートさせることとなりました。

今年4月から実施されるクリッカー活用の範囲は「小テスト」「アンケート調査」「リアルタイム理解度」など多岐に渡る予定です。今後このようなリアルタイムのコミュニケーションツールを授業で活用することで、教育に「楽しさ」を導入し、例え大教室であっても教員と学生の距離が縮まり、学生たちの講義への参加意欲が飛躍的に高まるものと期待しています。

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