「聴覚障害者のための遠隔支援用ソフトウェアUDPConnector」無償配布
筑波技術大学は、
ロゴスウェア株式会社と 「聴覚障害者のための遠隔支援用ソフトウェア『UDPConnector』」を共同で開発し、2009年1月中旬から無償配布を行うようです。
(筑波技術大学/2008.11.27)(一部抜粋)本学の障害者高等教育研究支援センターは、ロゴスウェア株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:石神優)と共同で開発した「聴覚障害者のための遠隔支援用ソフトウェアUDPConnector」の無償配布を行うことを発表しました。このシステムは、教室の音声と映像をインターネット経由で遠隔地にいるパソコン要約筆記者グループに送り、そこで字幕化されたデータを元の教室の聴覚障害者に提示するシステムです。本システムによって、遠隔による講義保障を低負担で実現することが可能となります。支援センターでは本学のコミュニケーション支援研究グループと連携し、聴覚障害者に対する情報保障に関する研究活動を組織的に実施しています。今回、この研究過程で開発したソフトウェアを営利、非営利を問わず聴覚障害者支援を行っている団体に対して無償配布を行うことになりました。1月中旬から配布開始を予定しています。
(ロゴスウェア株式会社/2008.11.27)(一部抜粋)聴覚障害者のための遠隔支援システム無償配布を開始
~ インターネットを使い字幕提示を実現 ~【概要】
筑波技術大学は、 ロゴスウェア株式会社と共同で開発した 「聴覚障害者のための遠隔支援用ソフトウェアUDPConnector」の無償配布を行うことを発表しました。「聴覚障害者のための遠隔支援システム」とは、教室の音声と映像をインターネット経由で 遠隔地にいる字幕作成グループ(パソコン要約筆記団体)に送り、そこで字幕化されたデータを 元の教室の聴覚障害者に提示するシステムです。
従来、パソコン要約筆記者を聴覚障害者のいる教室に派遣し字幕を提示しているところを、 本システムによって、遠隔地からの支援も可能となります。このシステムの活用によって、 聴覚障害者に対する遠隔支援を低負担で実現でき、かつ、高度なスキルを有する人材を有効に活用できるようにもなります。
[関連サイト]
・ロゴスウェア株式会社