2006年1月28日

立命館アジア太平洋大学で講師がスト!?

立命館アジア太平洋大学でストライキ(ビラ配り)が行われたようです。

立命館アジア太平洋大学 学長 モンテ カセム  殿

                     大分地域労働組合
                     闘争委員長 池本 和之

          争 議 行 為 通 告 書

 私たち大分地域労働組合は、大学当局と常勤講師に対する06年3月末をもっての解雇通告問題で、昨年の8月27日以来、4回にわたって団体交渉を重ねてきた。

 これらの交渉のなかで、私たちは、常勤講師が開学前に大学当局の、「4年後も契約を継続できるが、条件・待遇は変わらない。どうぞ定年までいて下さい」と説明を受けた事実、そして常勤講師がその説明を受けて、「継続雇用」ができることを確信して、それぞれの退路を断って、APUに今後の人生をかけ、骨を埋める気概をもって着任した心情も明らかにしてきた。

 解雇通告問題の解決の前提は、大学当局がこの事実を認め、この事実に向き合うことにあるにも関らず、大学当局のこれまでの対応は、「継続雇用説明」の事実を認めない不誠実な態度に終始している状況にある。

 大学当局がこの事実に目をそむけ、「有期雇用」に固執して常勤講師の継続雇用を拒否する立場は、教育・研究の場であり、「自由・平和・ヒューマニズム」を基本理念に掲げる大学として、許しがたい態度としか言いようがない。

 私たち大分地域労働組合は、大学当局が問題解決の誠実な話合いに応ずること、並びに常勤講師の継続雇用を実現するために、2005年12月2日に確立したスト権に基づき、2006年1月26日以降、闘争体制に入ることを通告する。

以 上

闘争指令 第0号

指令先 APU分会全組合員     2006年1月24日
                       大分地域労働組合
                 闘争委員長 池本 和之 

 全組合員は、「常勤講師の継続雇用」実現のため、万全を期して闘争委員長の指示を待つこと。


闘争指令 第1号

指令先 APU分会全組合員

 全組合員は、06年1月26日以降、闘争委員長の指示に従いビラ配りをおこなうこと。

             以上 

そういえば、昨年の11月には立命館大学でストライキがありましたよね。


[関連サイト]
立命館アジア太平洋大学
大分地域労働組合APU分会

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コメント[1]

学校法人立命館、大丈夫なんでしょうか。
どうも様子を見ていると立命館アジア太平洋大では雇用問題で学内紛争をされているようですが。
以前からこの学園は絶命館なんて揶揄も受けていましたが、
やはり事実なんでしょうか。