2005年10月30日

千葉大学 大学院生のカバンの盗難により

千葉大学の大学院生がカバンが盗難の被害にあいました。
そのカバンには、研究でしようするために患者(千葉大学医学部付属病院の?)さんの情報が含まれていたメモリースティックも入っていたということのようです。

(千葉大学/2005.10.26)

患者様個人情報の盗難について

 このたび、大学院生が盗難に遭い、患者様の個人情報盗難の被害がありました。
 患者様をはじめ関係機関の方々には、大変ご迷惑をかけ申し訳ございません。心からお詫び申し上げます。
 その経緯等は以下のとおりです。

1.事件の当事者は、大学院生(博士課程 大学院医学薬学府 先進医療科学専攻 2年)男性で、10月14日(金)夜、市内のコンビニに立ち寄るため、パーキングに駐車していたところ、助手席側後方の窓が割られ、車内からリュックが盗難に遭い、15日午前2時頃警察署に被害届を提出しました。

2.盗難にあったリュックの中には、現金、カードなどの私物のほか、自宅で研究作業を続けるため、病院からメモリースティックに保存し持ち出した患者様の情報が含まれていました。

3.その後、警察からの連絡を受け、19日午前10時過ぎにリュックを受け取りましたが、当該メモリースティックが無くなっていました。

4.患者様個人情報は、情報量:259例で、情報の内容は、施設名、名前(漢字フルネーム)、ID番号、標本番号、手術日、術式が入ったものです。
 なお、住所、電話番号、病名は含まれていません。

5.これらの情報からは、直ちに個人に連絡できる内容ではないと考えております。
 しかし、二次被害予防のため、患者様には連絡を取っております。また、現在のところ、被害の連絡はありません。

6.本件について、医学部・病院としては、患者様のデータを厳重に管理するとともに、研究等に用いる場合には、匿名化等を指示していましたが、このような不祥事が発生してしまいました。深くお詫び申し上げます。

7.なお、今後このようなことのないよう、改めて周知徹底をするとともに、再発防止に向け、教育・指導して参りたいと思います。

う~ん、病院がらみの個人情報漏洩も後を絶たないですね・・・。
病院となると、とてもセンシティブな情報があると思うんですけれど、
そういうところだからこそ、情報保護対策をきちんと講じてほしいものです。

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千葉大学

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