2005年7月 7日

兵庫県の8大学と神戸商工会議所の産学連携

神戸といえば、「阪神淡路大震災」が私の頭には浮かびます。
震災からの復興を果たした神戸での、産学連携。

期待大です!!

(神戸新聞)

神商議と県内8大学トップ会談 産学連携強化で合意

神戸商工会議所と、神戸大学や兵庫県立大学など県内の八大学の学長が四日、神戸市内で懇談会を開き、バイオなどの先端技術をはじめブランド企画や人材育成など幅広い分野で連携を進めることで合意した。今後、各大学の得意分野と個別企業のニーズを調べた上で、産学連携の強化へ具体的な取り組みを進める。(松井 元)

 産学連携による地元企業の活性化を目指す神商議が、各大学に呼びかけて実現した。出席したのは、神商議側が水越浩士会頭をはじめ副会頭五人と専務理事ら。大学側は他に甲南、神戸学院、神戸芸術工科、神戸国際、神戸市外国語、流通科学の各学長。

 大学からは具体的な連携策として「ナノテクノロジー(微細技術)やバイオテクノロジー分野での研究を進めたい」(甲南)、「ファッション産業との連携を発展させたい」(神戸芸工)などの要望が出た。また学生の教育についても「企業からの講師派遣など、地元の中小への就職を後押しする取り組みはどうか」(神戸国際)、「インターンシップで地域振興につながる人材を育成しては」(神戸)などの意見が出た。

 これに対し、水越会頭は「各大学ともバラエティーに富んでおり、地元中小企業との間でさまざまな連携が期待できる。今後、実務レベルで具体事例を積み上げていきたい」と話していた。
(2005/07/05)

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