2005年7月 6日

大東文化大学 6000人分のCD-ROM紛失

大東文化大学で6000人分のCD-ROMが紛失していたようです。

4月下旬~5月上旬に紛失がわかっていたのにもかかわらず、学生などには知らせていなかったようです。

危機管理やリスクマネジメントを行っていなかったゆえの対応でしょうか・・・。

近日中にホームページなどでどのようなプレスリリースがでるか気になります。
そのときにはまたご紹介(?)しますね。

個人情報が格納されたCD-ROMを業者に郵送(速達)で送っていたということのようですが、ふつーの郵送じゃないですよね??

個人情報を扱う事業者として、個人情報の郵送や宅急便の利用にも注意を払い、信頼できる方法をとる必要がありますね。
まして、CD-ROMですから、情報がどさーーっと入っているかと思います。通常の手紙とはわけが違うんですよ。

みなさんも個人情報を業者さんとやり取りするときには、ご注意を!

[関連サイト]
大東文化大学

(毎日新聞)

個人情報紛失:大東文化大学で6000人分のCD-ROM

 大東文化大学(東京都板橋区)が今春の卒業生と新入生約6000人の氏名、住所など個人情報を入れたCD-ROM1枚を紛失していたことが分かった。任意団体の同大同窓会に4月末に貸与したものだった。同大はこの事実を公表せず、紛失の調査が終わらないうちに5月中旬、同じものを再び同窓会に貸与していた。同大の母体大東文化学園の渡部茂常務理事は「個人情報を所有する者として監督が行き届かず、申し訳ない」と話している。

 渡部常務によると、紛失したCD-ROMには今春の卒業生3097人の氏名・現住所・電話番号・就職先企業名と、新入生3139人の本人氏名・父母氏名・父母の住所と電話番号が収められていた。同窓会は名簿を会費納入依頼文書などの郵送に利用していた。しかし今回、データ入力業者にCD-ROMを速達で郵送後、業者から「届いていない」と連絡があり、紛失が発覚した。同大は日本郵政公社に事故調査を依頼し、現在も調査中だという。

 事実を公表せず、再度貸与した理由について、渡部常務は「卒業生、新入生にどのように知らせるか検討中だった。総会が5月末に迫っていたため業者への手渡しを条件に、やむを得ずもう一度貸した」と説明している。
(2005/07/05)

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