2005年6月22日

萩国際大学・・・民事再生法適用の申請から一夜明け

民事再生法の適用の申請(21日に東京地裁に申請)を行った萩国際大学ですが、いろいろなサイトやマスコミで報道されています。
その中には、在学生の声や萩国際大学への支援の意向のある企業の話もありました。

再生法申請の萩国際大と支援企業、学部新設などの再建策(日本経済新聞)
萩国際大の再生支援表明/広島の企業、社会福祉中心 (四国新聞)
民事再生法申請 「大学続けてほしい」 学生らから驚きや困惑の声 /山口(毎日新聞)

母校がなくなるという話は、とてもさみしいことだと思います。
企業が倒産するということも、もちろんさびしいことですが、
教育機関(小、中、高等学校、大学など)がなくなることとはちょっとワケがちがいますよね。


[関連サイト]
塩見ホールディング

(ロイター) 塩見ホールディングス:萩国際大学の支援意向を表明

塩見ホールディングスは21日、民事再生手続き開始の申し立てを行った学校法人萩学園が経営する萩国際大学に対し、再生支援を行う用意があると表明した。

 会社側では、金融機関を通じ支援の要請があったため名乗りを上げた、としている。支援に必要な金額は未定。表明に際して同社は、山口県萩市を中心とした北浦地区に高等教育機関が存続することに大きな意義を感じているとのコメントを発表したが、同社の広報担当者によると、今回の支援表明について、「子会社で養護老人ホームを手掛けており、その延長線上としてとらえた。支援が決定した場合は、福祉関係の学部・学科を新設するデッサンを描いている」という。

 同社株は、6月10日と13日に、1月31日の年初来安値381円に顔合わせした後、戻り相場を形成している。収益面への貢献度は不明ながら、材料としてはユニークなだけに、株価にどう影響するか関心を集めそうだ。
(2005/06/22)

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民事再生法の適用申請を行った萩国際大学では、社会福祉関係学部の新設で、再建を目指... 続きを読む

コメント[2]

TB有り難うございます。
管理人さんの情報収集力には、いつも感動しています。
私のブログからもTBさせていただきます。

学生の不安などもだんだんと情報が入ってきますね。地元の方の反応などももっとわかると、どういった状況なのかということが身近なものとして感じるようになりますね。

学生の不安がどんなものなのか、気になります。
とくに1年生とかであれば、先行きが不安で仕方がないでしょうね・・・。