2013年11月12日

千葉工業大学 公的研究費等の不適正執行

千葉工業大学では、
公的研究費等の不適正な執行があったとして経過等を公表しています。

(千葉工業大学/2013.11.08)(一部抜粋)

公的研究費等の不適正使用に係る調査報告

本学の公的研究費等の執行において、不適正使用による会計処理が判明しましたので、ご報告致します。
対象となる不適正使用の概要等は、以下のとおりです。

//不適正使用の概要等//
本学教員計 10 名(うち現職教員6名、退職者3名、物故者1名)は、平成 16 年度から平成21年度までの公的研究費等の執行において、「期ずれ(過年度に納品となっている物品の支払いを当該年度より支出)」、「品転(購入した物品とは異なる品名の請求書により支払いを行う)」、「預け金(平成 17 年度末に架空請求により大学から取引業者に支払いを行わせ、平成 18 年度に預け金を使用した)」等の不適正な会計処理を行っていた。

//経緯等//
平成 24年4月 16日、17日の両日、公的研究費に係る会計検査院の実地検査が実施され、2件の支払いについて疑義が生じ、学内調査(第一次)の結果不適正な経理処理が発覚した。その後、会計検査院の指導により平成18年度(一部平成16年度)から平成23年度までの公的研究費に係る全件について学内で調査するよう指示があり、9月1 日に学外委員を含む調査委員会(第二次調査)を設置した。
...(略).,.

//不適正使用の概要//
・元教授A は、主として平成18 年度に使用する研究用消耗品(157,500 円)を平成18 年1月に前倒しで発注・購入し、その支払いを、平成18年度に入ってから納入したこととして、平成 18 年8月に支払いを行った。私的流用は認められない。
...(略).,.
・准教授Gは、平成19年度の予算執行において、平成18 年度に購入した研究用機器代金の一部支払いとして、合計 422,533 円分を、納品実態の無い研究用消耗品の請求書により支払いを行った。私的流用は認められない。
...(略).,.

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