2012年3月 7日

東海大学 プライベートクラウドを利用したシステム統合

東海大学は、
全国10箇所の各キャンパスで個々に行っているシステム運用業務の効率化や、キャンパス間のシステム重複をなくすため、プライベートクラウドを利用したシステム統合をすすめているようです。

(日本電気株式会社/2012.03.05)(一部抜粋)

NECが東海大学のプライベートクラウドを構築
~ 全国10箇所のキャンパスの教育研究サービス統合に向けて ~


NECは、学校法人東海大学(総長:松前達郎、以下 東海大学)の学生用教育端末と職員用業務端末のシンクライアント化、及び大学においては大規模となる約50,000IDの統合を実現し、東海大学のプライベートクラウドを構築しました。

東海大学は現在、全国10箇所にキャンパスがあり、各キャンパスで個々に行っているシステム運用業務の効率化や、キャンパス間のシステム重複をなくすため、プライベートクラウドを利用したシステム統合を推進しています。本計画の一環としてNECは、学生用教育端末約2,200台をシンクライアント化し、端末動時間と端末管理工数の削減を実現しました。これを機に東海大学は、学生・教員向けの教育研究サービスを湘南キャンパスに順次統合することを目指しています。
また、代々木キャンパスでは、約160台の職員用業務端末をシンクライアント化し、端末管理工数の削減と情報流出の防止を実現しました。
さらに、大学としては大規模となる約50,000IDの統合を実現しており、今後学内のシステムをシングルサインオンで利用できる環境を整備する計画です。
これらの取り組みを通じて、全学のICTに関わる運用コストを大幅に削減することが可能となり、学生に対する教育研究サービスの更なる向上が期待されます。また、統合されたプライベートクラウドの整備により、今後は全国のキャンパスにおいて、クラウドサービスへの移行が容易となります。

さらにNECは東海大学へ、52型マルチタッチ・ディスプレイを採用した大型タブレット端末「X-Info Table」とクラウドコミュニケーター「LifeTouch (R)」を納入します。本製品は、直観的な操作で情報の収集・分析・共有を効率化し、幅広い授業設計と協働学習を実現できます。東海大学は、本製品を利用して問題解決型の授業を実践する環境を構築し、新しい教育研究サービスを実現します。...(略)...

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