2011年5月 9日

第24回大学職員セミナー(財団法人大学セミナーハウス)

財団法人大学セミナーハウスは、
八王子セミナーハウスにて下記のとおり「第24回大学職員セミナー」を開催するようです。

(財団法人大学セミナーハウス)(一部抜粋)

第24回大学職員セミナー
大学職員としてのアイデンティティ― 大学職員の可能性を考える―

大学職員の在り方は近年大きく変わりはじめています。大学改革の流れが本格化する2000年代初めまでの職員は、ごく一部を除けば、教学部門では教員の、法人・管理部門ではトップ層の補助・支援要員として位置づけられ、いわば "事務屋(ジム)" として優秀であることが求められていました。とりわけ教学部門においてそれは顕著であり、それ故、職員は「裏方」、「縁の下の力持ち」ともいわれ、当の職員自身もそういう意識に浸かっていた感がありました。
 しかし、「学士課程答申」(平成20年12月5日)にもあるように、大学を取り巻く環境の急速な変化とそれに伴う大学改革の進展によって、今や、「教学経営の在り方及びそれを担う教職員の在り方も大きな変化を迫られ」ています。もはや職員は従来的な"ジム"の世界に"安住"していることはできず、教育・研究・社会貢献さらに法人経営のすべての領域において職員が担っている業務は拡大し、その内容も高度化・多様化・複雑化しています。
 そこにおいて職員は、雇用形態の多様化が進む中で、従来の補助的立場を超え、業務を主体的に担いつつ、企画立案も含めてこれらの課題に対応し、教員との教職協働を実践しはじめています。これらのことはすなわち、伝統的な大学職員の在り方が大きく変化していることを示しています。
 そこで今回のセミナーでは、大学教員の立場でSD活動を立ち上げられ大きな成果を挙げておられる山形大学の小田隆治教授を招いて、SDを主導している教員の目からみた、大学職員の新たな可能性を語っていただき、改めて大学職員という職種が存在する意味、意義、そしてその可能性を探ります。
 全国の大学職員の皆さんと一緒に「聞く」「考える」「話す」を繰り返し、共同作業で一つの提案を作り上げていく体験をします。国公私立大学の壁を越えて意欲ある大学職員の皆様の参加をお待ちしています。

//日時//
 2011年7月8日(金)から9日(土)
//場所//
 八王子セミナーハウス
//募集人員//
 50名

//主な内容//
■基調講演
『大学の自立を問い職員の可能性を引き出すSD―山形大学SDの格闘―』
 小田 隆治氏
 (山形大学高等教育研究企画センター教授)  

■特別講演
 文部科学省高官を予定

■グル―プディスカッション

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