法政大学 指定航空従事者養成施設に認定
法政大学では、
国土交通省の指定航空従事者養成施設の認定を受けることになったようです。
(法政大学/2010.08.31)(一部抜粋)法政大学では、このたび、国土交通省の指定航空従事者養成施設の認定を受けることになりました。
先ごろ、法政大学理工学部(東京都小金井市梶野町3-7-2)機械工学科航空操縦学専修の学生12名が、自家用操縦士のライセンスを取得するための国土交通省航空局による実地試験を受け、このほど全員が合格しました。12名の学生は、今春4月12日から委託先の本田航空(埼玉県桶川市)で飛行訓練を開始、一カ月後にはソロフライト、二カ月後には270km単独野外航法等、ライセンス取得のために必要な訓練をこなし、7月5日から航空局の最終試験を受けていました。この間に要した訓練期間は約三カ月半、飛行時間60~70時間という日本では、過去に例の無い程の短期間での偉業の達成でした。
同時にこの訓練課程は、国交省航空局の指定航空従事者養成施設のテストコースとして実施されており、今回の合格により法政大学は指定養成施設の認定を受けることとなります。このことにより、最終技能審査を当施設の技能審査員により実施できること等、より効率的に高い能力の操縦士の養成が可能となります。
国内の操縦士の基礎教育に係る指定養成施設は主なところでは、日本航空、全日空、JEX、陸・海・空自衛隊、そして東海大学等に設置されています。近年注目されている大学によるパイロット教育機関としては、東海大学に続き法政大学が本邦二番目、国内で訓練を行う大学としては第一号の指定となります。...(略)...