2010年2月 8日

教職大学院設置計画履行状況等調査の結果等について(平成21年度)

文部科学省のサイトでは、
平成21年度の教職大学院設置計画履行状況等調査の結果等について公表されています。

(文部科学省/2010.02.05)(一部抜粋)

教職大学院設置計画履行状況等調査の結果等について(平成21年度)

//総合所見//
 教職大学院が開設されて2年目となる平成21年度は,高度な実践力・応用力を育成する専門職大学院として,さらに意欲的かつ多様な取組が設置の趣旨・計画に沿って行われ,教職大学院の設置を契機に教育委員会との連携や,教職課程全体の活性化などの面で,着実に実績を積み重ねている。
 しかし,個別所見で指摘するとおり,教職課程全体の改善モデルの提示や理論と実践が融合した教育内容・体制,入学者の確保などに課題のある教職大学院も見られる。
 今年度の調査結果を踏まえて留意事項を付した教職大学院は別紙3のとおりである。教職大学院は教員養成課程全体の改革を図り,学部と大学院を通した教員養成のモデルとして成果をあげることが広く求められている。
 また,教職大学院は開設されて2年目の新しい制度であり,理論と実践が融合した新しい教育方法や体制により先進的な取組が行われている。これらの取組を確実に検証・改善することによって,教員養成の中核的な機関としての役割を十分に果たすことが期待されているため,各教職大学院に関する留意事項を含め,この総合所見において幅広く課題の指摘を行うものである。このため,以下の個別所見に基づき,すべての教職大学院で教育内容の質の保証を図るための不断の検証・改善に努めることが期待される。

なお、調査対象の24の教職大学院のうち、20の教職大学院に留意事項が付されたようです。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://university-staff.net/mt/mt-tb.cgi/4985