2009年11月12日

就職活動中の学生を狙った英会話等の勧誘に注意!

消費者庁は、
就職活動中の学生を狙った英会話等の勧誘を巡る消費者トラブルが増加しているとして、文部科学省や消費者センターを通じて注意喚起を行っています。

(消費者庁/2009.11.04)(一部抜粋)

就職活動中の学生を対象とした強引な英会話等の勧誘を巡る消費者トラブルへの対応について

 昨今、就職説明会や就職セミナーの会場近辺で、「就職活動に英会話は必要ですか」などといった内容のアンケート調査を実施した上で、後日、大学生などを呼び出し、英会話教室やリクルート講座を長時間にわたり強引に勧誘するなどの消費者トラブルが増加しております。
 今後、就職活動が本格化する時期を迎えることから、独立行政法人国民生活センターにより注意喚起を行ったところですが(注)、これに加えて、勧誘の対象が主として大学生であることにかんがみ、消費者庁では、文部科学省を通じ、各大学等に、所属する学生に対する注意喚起の協力を要請いたしました。...(略)...

(国民生活センター/2009.11.04)(一部抜粋)

就活中の大学生はご注意!英会話教室やリクルート講座の強引な勧誘

 大学生の就職活動が厳しいなか、「就職に役立つ」とうたい、英会話教室やリクルート講座を大学生に強引に契約させるトラブルが増加している。
 就職説明会を装い大学生を呼び出し教室・講座の契約を迫り、断ると「決断力がない。このままでは就職できない」と告げるなど、就職活動中の大学生の不安につけ込む悪質なケースが多くみられる。

//問題点等//
・大学や就職説明会場から出てきたところを呼び止め、「就職活動で困っていることは?」といったアンケートへの回答を求め、大学生に氏名や電話番号を記入させる。
・本当は教室や講座の勧誘を目的としているにもかかわらず、「就職に役立つ話が無料で聞ける」など勧誘目的を隠して、電話などで大学生を呼び出す。
・個室で一対一で、あるいは複数の者が囲んで、長時間(2~6時間が多い)にわたり勧誘する。
・断ると「このままでは就職はうまくいかない」「大人なのに、なぜ親に相談するのか」などと言い、強引に契約させる。
・大学生には高額な契約が多く、「支払えない」と断ると「アルバイトすれば支払える」と2~3年にわたるクレジット契約を結ばせている。

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