2009年3月 3日

北海道教育大学 アカデミックハラスメントにより教員3名が諭旨解雇

北海道教育大学は、
複数の学生に対して人権侵害であると思われる行為があったとして、准教授3名に対して諭旨解雇の処分をくだしたようです。

(北海道教育大学/2009.02.20)(一部抜粋)

教員の懲戒処分について

当該准教授3名は,共謀して,平成18年度,特に平成19年度から,逆らえない立場にある指導下の学生を自分たちの研究に利用するために,過大な課題を強制し,社会通念上の許容範囲を超えた長時間にわたる活動や深夜・早朝に及ぶ活動を日常的に行わせる等の不当な学生指導を行って勉学を阻害するなど,学生の名誉や尊厳を著しく傷つけ人権を侵害した。その結果,幻覚症状を呈するなど心身の調子を崩す学生を続出させ,しかも確認できるだけで2名の学生を不登校に至らしめた。それにもかかわらず「学生による自主的活動」であると, 称して放置するのみで,不当な学生指導を続行した。加えて,平成20年度に実施した関係委員会による事情聴取による調査への出席を正当な理由なく拒否し,上司の指示・命令に従わなかった。

なお、処分をうけた准教授3名は、地位保全の仮処分を裁判所に申し立てているようです。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://university-staff.net/mt/mt-tb.cgi/4366