2008年9月23日

筑波大学 論文の実験データ改ざんで懲戒解雇

筑波大学は、
論文の実験データに改ざんがあったとして教員1名に対し懲戒解雇の処分を行ったようです。

(筑波大学/2008.08.29)(一部抜粋)

本学職員の懲戒処分について

//事案の概要と経緯//
本学大学院数理物質科学研究科、長照二教授らが、米国物理学会レター誌(2006年8月4日発行)に発表した論文「Physical Review Letters97,055001(2006)」に不適切なデータ解析があることが判明したことから、本学は、本年3月6日に同教授らに対し同論文の取り下げ勧告を行うとともに、このことについて公表いたしました。その後、教育研究評議会の下に調査委員会を設置し、長照二教授及び3名の講師の懲戒処分について検討してまいりました。その結果、長照二教授を懲戒処分として解雇することが相当であるとの結論に達し、8月27日付けで懲戒解雇しました。なお、3名の講師については、研究不正行為への関与の程度及び処分の量定について引き続き検討中です。

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