2008年7月29日

日本学生支援機構 「奨学金延滞2,252億円」との報道について

2008.07.25に報道各社が以下のような報道を行ったことについて、
日本学生支援機構はこれら報道についてのコメントをだしています。

(毎日新聞/2008.07.25)

奨学金:延滞2252億円 財務省が改善要請

(日本経済新聞/2008.07.25)

奨学金「督促ずさん」 滞納の改善、財務省要求


(日本学生支援機構/2008.07.25)(一部抜粋)

奨学事業に関する報道について

...(略)...「奨学金の延滞2,252億円」とありますが、これは平成19年度末において、返還期日が到来した要返還額について3ヵ月以上経過して延滞している債権の貸付元金残高全部を「リスク管理債権」として表したもので、今後返還期日の到来する返還額を含んだ総額です。(ちなみに、実際に返還期日を1日以上超えて延滞している債権額は660億円です。)...(略)...

このように最近の各紙報道において、当機構の奨学事業の延滞額に関し、「2,000億円」との数値が上げられています。しかし、この「2,000億円」という数値については、返済期日が到来した要返還額について3ヵ月以上経過して延滞している債権の貸付元金残高全部を表したもの(→リスク管理債権)で、返済期日がまだ来ていない返還額を含むものです。つまり、2,000億円が回収不能に陥ったというものではありませんので、誤解のないようお願いします。...(略)...

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