岐阜市立女子短期大学 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の壁に落書き
岐阜市立女子短期大学は、
学外研修において、同大の学生がサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の壁に落書きしたとして、同大は公式サイト上で謝罪を掲載しています。
(岐阜市立女子短期大学/2008.06.25)(一部抜粋)本学海外研修(イタリア、フィレンツェ市)における、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂での本学学生の落書きについて
このたび新聞などで報道されました標題の件につきまして、下記のとおり大学として事実を確認し、関係機関及び当事者への対応を行いました。
教育機関として、再発防止に向け全力で取り組んで参る所存でございます。深くお詫び申し上げますとともに、今後ともご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。内 容:
24 日(火) 午後、記者発表にて、本学学生によるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂への落書きについての報告ならびに謝罪を行いました。本学の学外研修において、このような重大な過ちが起こり、皆様にご迷惑お掛けしましたことを、心からお詫び申し上げます。
当該学生6 名は、本学生活デザイン学科、海外研修の自由行動時間に、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂を訪れ、この愚行に及びました。 サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へは、事件発覚後にコンタクトを取り、まず口頭にて謝罪を行った後、謝罪方法と修復したい旨を伝え、指示を仰ぎました。
それにより、謝罪は手紙でよいことや、修復については当局に一任すること、またこの件を反省し、今後に活かすようにとのお言葉を大聖堂側からいただきました。これに基づき、当該学生へは厳重注意を与えるとともに、反省のための活動を与えることとしました。なお、修復に関しましては、今後もサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂と方法について協議を行い対応していく所存でございます。また、現地への謝罪訪問につきましても行う所存であります。
本研修は、学術交流に基づきフェレンツィの服飾学校へ訪問し、知識や技術の修得方法を学ぶ絶好の機会であり、参加学生は、文化遺産や芸術作品に触れることの意味などを考え、事前研修やレポートに取組んでいます。多くの学生にとっては実り多い研修になりましたが、残念ながら、一部の学生のために、このような事態となりまして、お
騒がせいたしましたことを大変申し訳なく思っております。今後このような愚挙を二度と繰り返さないよう教職員一同、学生の指導を徹底していきたいと考えております。再発防止策:
各教員から改めて全学生に対し、学内行事に限らず、岐阜市立女子短期大学生として、自覚をもった行動が行われるよう訓示をおこないました。
今後実施される海外研修の参加者に対する事前説明会や、全学生が参加するガイダンスの中で、今回の事件を伝え、事の重大さ、行動の愚かさを説き、二度とこのようなことが起きないよう、周知徹底を行ってまいります。