2008年4月30日

東京大学 入試問題漏洩で教員を懲戒解雇処分

東京大学は、
修士課程入学者選抜試験の問題を受験生に漏らしたとして、同大海洋研究所准教授を懲戒解雇処分にしたと発表しました。

(東京大学/2008.04.28)(一部抜粋)

本学教員の大学院入試問題漏洩による懲戒処分について

 東京大学は、大学院新領域創成科学研究科環境学研究系自然環境学専攻の平成19年度修士課程入学者選抜試験(平成18年8月実施)において、事前に受験者に対し、受験において有利になりうる具体的内容を伝えたとして、本学海洋研究所准教授(同研究科協力講座教員)に対して、平成20年4月25日付けで懲戒解雇の処分を行いました。このほか、5名の教員に対して 監督者責任を問うとともに、総長、理事及び元理事が給与の自主返納を行うこととしました。
 また、東京大学として、当該専攻の全ての受験生の入試成績を調べた結果、合否判定の変更はないとの結論に至りましたので、ここにお知らせ申し上げます。
 本件については、平成20年4月28日(月)15時より、記者会見を行い公表しました。記者会見においては、上記事項の説明の後、岡村定矩理事・副学長(教育担当)及び雨宮慶幸大学院新領域創成科学研究科長より、以下のとおり、お詫びと再発防止策についての発言がなされました。

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