大阪大学 シックハウス症候群のため「文系総合研究棟」立ち入り禁止
大阪大学は、
職員がシックハウス症候群と診断され、体調不良を訴える学生もいることから「文系総合研究棟」を当面の間立ち入り禁止にするようです。
(大阪大学/2008.04.24)(一部抜粋)このたび、豊中キャンパス・文系総合研究棟において、シックハウス症候群の発生が判明しました。
本研究棟は、本年1月に竣工し、シックハウス対策として、文部科学省の定める「学校環境衛生の基準」に基づき、原因となる化学物質の環境濃度を測定し、基準値以下であることを確認した上、供用を開始しています。また、その後の調査でも基準値以下の安全な環境であることを確認しています。
しかしながら、大学といたしましては、シックハウス症候群が発生したことを重く受け止め、学生及び教職員の安全を最優先に考え、予防的措置として4月25日から本研究棟の一時使用停止措置を講じることとします。全館退去後、原因となる化学物質の同定、気中濃度のサンプリングを継続的に実施し、安全が確認され次第、使用を再開したいと考えております。
本学学生及び教職員並びにそのご家族、その他大学関係の皆様には、ご心配、ご迷惑をおかけしますが、ご理解を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。