大学職員もとゴルフや会食
国立大学などの施設整備をめぐる汚職事件において、
複数の大学職員がゴルフや会食をしていたということが、大臣会見のなかで明らかになったようです。
(文部科学省/2008.04.18)(一部抜粋)記者)
火曜日にも話がありました贈収賄事件に絡んで、その後、調査の進展がありましたら教えて頂きたいのですが。大臣)
火曜日の時点で、一部出張等でまだ確認が取れていなかった省内職員やOBの方々についても、ヒアリングを行いました。その範囲においては、新たに出てきたというか、確認した事実はありません。加えて、火曜日にもお話ししましたように、国立大学法人等に対して、倉重容疑者、五洋建設及びペンタビルダーズ株式会社との関係について調査をしていまして、現在までのところでは、倉重容疑者と面識があったり来訪を受けたりした大学職員がいます。この中には、ゴルフや会食等の際に倉重容疑者と一緒になったことがあるとする方が若干名います。また、五洋建設やペンタビルダーズ株式会社が受注実績を有する国立大学法人等については、件数は既に公表しているところですが、その契約の過程で特に不自然な点があったと認められる事例は確認されていないという報告を受けていますが、電話による聞き取りということですから、現在のところ、なお詳細について確認をする作業が必要と思っています。記者)
それはつまり、電話ではない、直接面談による調査を考えられているということですか。大臣)
これは状況によると思います。記者)
今の関係で、来訪、面識がある大学職員というのは、どういう立場の方なのでしょうか。幹部の方とか、事務の方とか。大臣)
第一義的には各大学でしっかり調査をし、その報告を聞いています。現時点の報告の中でどういう方というのは分かりますか。担当者)
各大学の事務局長等を通じて確認していまして、基本的には事務職員ということです。