神戸学院大学 合宿中に急性アルコール中毒で
神戸学院大学は、
同大学の学外厚生施設「明徳荘」にて合宿中をおこなっていた学生が、急性アルコール中毒を起こし、吐物による窒息死をしたことを発表しました。
(神戸学院大学/2008.03.17)(抜粋)神戸学院大学の学外厚生施設(明徳荘:岡山県瀬戸内市)において、2008年3月14日、経済学部経済学科2年次生和田達典さん(20歳)が、課外活動(ユースホステル部)の合宿中に急逝されました。心からご冥福をお祈りいたしますとともに、ご家族、ご親族の皆様に対しまして、謹んで哀悼の意を表します。
//原因//
医師の診断書によりますと直接的な原因は吐物による窒息死と記載されており、間接的な要因として、13日夜の懇親会での飲酒による急性アルコール中毒が記載されています。
状況・事実確認については、瀬戸内警察署(岡山県瀬戸内市)において捜査中です。//大学としての今後の対応//
本学としては、これまで飲酒については繰り返し指導し、注意を喚起してきましたが、今回このようなことが起きたことは誠に遺憾に思います。今後は二度とこのようなことが起こらないよう、過度な飲酒の危険性についてさらに指導の機会を増やし、指導の内容を深めるなど一層の対応をしていく所存です。また、詳細が判明次第、大学として的確に対処したいと考えています。//お願い//
本学としては、個人情報を含めたご遺族への配慮から、公表については慎重に対応してまいりました。しかし、飲酒の怖さを知り、二度とこのようなことを起こしてはいけないという若者への警鐘と、ご子息の死を無駄にしたくないという祈りを込めて、ご遺族から同意をいただきましたので、公表をいたしました。
亡くなられた学生さんのご冥福を心よりお祈りいたします。