明治大学 応援団リーダー部を廃部解散処分
明治大学は、
応援団リーダー部の元部員が自殺した問題で、調査の結果暴力行為等があったことを確認したため、リーダー部を解散することを決めたようです。
(明治大学/2008.01.25)(一部抜粋)大学として本件の自殺された学生に対し,謹んで哀悼の意を表すと共に心よりご冥福をお祈り申し上げます。併せてご遺族には衷心よりお悔やみ申し上げます。
本学應援團リーダー部に所属していた学生(以下『A君』という。)が,2007年7月に自殺した問題について,学長の下に調査委員会を設け,應援團関係者に対する事情聴取をはじめとして,慎重に調査を重ねてきました。
調査の結果,次のことが判明しています。
1 大学は,應援團リーダー部において,社会通念上許されない行為や,暴力行為があったことを確認しました。應援團リーダー部は,上級生部員が絶大な権限を持つ非民主的な組織であり,本人の意思を尊重しない活動が行われていました。
2 大学は,確認された事実を鑑みれば,應援團活動がA君に精神的苦痛を与え自殺に結びついていると推断しています。
大学は,このような行為があった應援團リーダー部の在り方について検討し,應援團リーダー部の廃部解散処分を決定しました。
当時の應援團部長ならびに同副部長は既に辞任しており,また,統括責任者である学生部長に対しては厳重注意をいたしました。
関係学生の処分については,現在,学内で協議・検討中です。