LEC東京リーガルマインド大学 留意事項の通知をうける
LEC東京リーガルマインド大学は、
文部科学省より留意事項の通知をうけたようです。
LEC東京リーガルマインド大学は、
2007.01に改善勧告をうけ、法令違反の状態は解消されているようですが、まだ改善すべき点があるようです。
(文部科学省/2007.09.28)(一部抜粋)LEC東京リーガルマインド大学については,設置計画履行状況調査に基づき,適切な大学運営や設置計画の履行の上で改善を図るべき事項が認められるので,別紙のとおり留意事項として通知する。
<別紙>-----------------
○ 留意事項
本年1月の勧告を踏まえたその後の取組により,大学と資格試験予備校とが多くの部分で事実上同一化した形態で運営されていた問題は改善されたと考えられる。また,専任教員及びビデオ授業に関する大学設置基準に違反している状態もその後の改善により解消したと考えられる。しかしながら,学術の中心として,深く真理を探究し,専門の学芸を教授研究することを本旨とする大学として,自主的・自律的な教育研究活動を継続的に行う体制が十分に確立されているか,なお懸念される。認可時などの留意事項や勧告事項を踏まえつつ改善を図るとともに,引き続き大学運営全般にわたってその改善に努めること。 ...(以下略)...
11の項目について改善を求められています。(以下、一部抜粋)
【教員組織について】
2. 専任教員としての役割・責任について一定の改善がなされたところであるが,改善の取組は緒についたばかりであり,今後,専任教員による自主的・自律的な教育研究活動,大学の管理運営への積極的な参画を確実なものとし,再びその在り方に疑義を生じさせることのないよう努めること。
4. キャンパスや専門分野によって教育研究上必要となる専任教員の配置に偏りが見られるため,以下の点に留意して教員の組織体制の整備・充実を図ること。
(1)大阪キャンパスには専任教員が配置されていないため,法律分野,会計分野,経営分野を専門とする教授又は准教授を配置するなど大阪キャンパスの教員配置を充実させること。
(2)大学全体で会計分野の専任教員が講師1名のみであるため,当該分野の核となる教授・准教授を配置すること。
[関連サイト(当Blog過去記事)]
・LEC東京リーガルマインド大学
・LEC大学 文部科学省からの改善勧告