2007年9月13日

鹿児島大学 医学部・歯学部附属病院でUSBメモリ紛失

鹿児島大学は、
医学部・歯学部附属病院の元研修医(当時鹿児島大学在籍)が、患者の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したと公表しております。

USBメモリには、22名分の個人情報(氏名、年齢、性別、病名、手術名、住所、電話番号、等)が保存されていたようです。

(鹿児島大学/2007.09.11)(一部抜粋)

患者様の個人情報の紛失について

 本院に在籍していた元研修医から、研修医当時、本院で受け持った患者様の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したとの連絡がありましたので、ご報告いたします。
 該当される患者様には多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
 なお、該当される患者様には、本件の内容の説明と謝罪を行っております。

1.現在民間病院に在籍する元研修医から、本院で勤務していた平成18年頃の患者様22人分の退院サマリーの電子デ―タが入ったUSBメモリーを、平成19年5月頃研修していた県内の研修先病院内で紛失した可能性が高い旨の報告がありました。

2.本院においては、直ちに調査を行い、事実関係の把握と今後の対応策を検討しました。

3.調査の結果、現時点までに判明していることは次のとおりです。
1)紛失したUSBメモリーの中には、当該元研修医が本院研修医の時に本院で受け持った患者様22人分の退院サマリーの電子データ(氏名、年齢、性別、ID 番号、病名、手術日、手術名、退院日、住所、電話番号、病院名、経過)が含まれていました。
2)元研修医が紛失に気付いたのは平成19年5月頃であり、紛失した可能性が高いと思われる研修先病院にもご協力いただき、幾度か探しましたが、見つかりませんでした。
3)元研修医からの報告が遅れたのは、当初、紛失したUSBメモリーがいつか出て来るであろうと考えていたことと、その後、研修病院がかわり、時間的な余裕がなくなったため、ついそのままにしていたとの報告を受けました。

4.本院としては、全ての患者様の個人情報の適切な取扱いについて、機会ある毎に全教職員へ注意喚起や、新採用者への研修などにより周知徹底を図ってきたところではありますが、更に今後一層の徹底に努めていく所存であります。

5.なお、現在のところ当該個人情報の紛失にかかる不正使用等の事実は確認されておりません。

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