2007年7月24日

東京大学 株式会社東京大学TLOへの出資

東京大学は、
技術移転機関(TLO)の株式会社東京大学TLOの株式を1億7000万円で取得し、過半数株主となったようです。

(東京大学/2007.02.21)(一部抜粋)

株式会社東京大学TLOへの出資による産学連携業務の更なる強化

 東京大学は、平成16年4月の国立大学法人化以降、本学研究者の研究成果の目に見える形での社会還元を目指して、承認TLOである株式会社東京大学TLO(以下東京大学TLOと略す)との間で業務委託契約を締結する等、技術移転に積極的に取り組んでまいりました。今般、本学の産学連携事業において重要なパートナーである同社との関係をより一層強固なものとし、中長期的な視点に立って本学産学連携本部との一体事業運営を目指すべく、東京大学TLOの発行済株式総数の過半数(57.5%)を保有することとなりました。

 ご案内の通り、承認TLOは、平成10年8月1日施行の大学等技術移転促進法(「大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律」)に基づき、文部科学大臣、及び経済産業大臣より、その事業計画に対する承認を受けた技術移転事業者であります。東京大学TLOは、株式会社先端科学技術インキュベーションセンター(CASTI)という社名で本学教員有志の出資によって設立され、平成10年12月4日にわが国で承認された最初のTLOの一つとなりました。国立大学は、国立大学法人化と同時に、国立大学法人法第22条第1項第6号に基づき、承認TLOに出資することが可能となりました。本学においては東京大学TLOへの出資に係る検討を時間をかけて慎重に進めてまいりましたが、東京大学TLOの株主の皆様及び経営陣から、本学が現株主から各自の持分の半分を譲り受けるという形で同社の発行済株式総数の過半数を取得することに関する合意が得られ、また平成19年2月20日付で文部科学大臣からの認可も得られましたのでここにご報告申し上げる次第です。

 今般の本学の出資は総額1億7,000万円(取得株式数合計170株、一株当たり100万円)であります。...(以下、略)...


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コメント[3]

この売却で東京大学TLOの山本社長は、東京大学から4000万円ももらった。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kokuritu/gijiroku/004/08012309/001.htm

まだ、40株(4000万円相当)残っている。。。。

海外をうろつきまわり、UNITTと呼ばれるような社外活動にのみ専念し、TLOの利益に貢献する仕事をもしない山本社長個人にこのような大金を与えることを国と東京大学が認めることが信じられない。

対外的には技術移転できる人材の育成をするといっているが、社内の人材さえも育成できない東京大学TLOの経営陣。

この1年間に1/3の従業員がこの経営陣に失望して同社を退職している。

能力も意欲もないものに文部科学省がお墨付きを与え、4000万円もの大金を東京大学が一個人に支払うとは、世も末。

いずれ山本貴史氏が東京大学TLOの社長に東京大学TLOの経営を委任していたことが誤りだったことに気づく。山本貴史氏は、個人の目的を達成することしか考えない。

自分が目立つこと、出身であるリクルート社の馬鹿な部下たちを入社させ、プロパー社員よりも超優先的に昇進(いきなり取締役に昇進)させること。

その結果、社員は失望し、流出。技術移転は頓挫。

東京大学よ、はやくこの現状に気づいてくれ!
同氏に4000万円を支払う愚行を繰り返してはいけない。