信州大学 事務職員のためのサイエンス・レクチャー
信州大学では、事務職員を対象とした科学の講義を開催しているようです。
目的は「研究のサポートを行っていく上で必要となる視点や基礎的知識を身につけるため」だそうです。
(信州大学/2006.03.06)(一部抜粋)信州大学では、学内の専門家を講師として、事務系職員を対象としたやさしい科学講義を開催しています。
第1回目の平成18年12月22日には、元繊維学部長である白井理事を講師に、「ニュー繊維の世界」と題し、松本キャンパス旭総合研究棟において開催しました。この日は繊維産業の歴史と素材ごとの機能、開発中の高機能繊維素材の特性、高度情報化産業・医療・福祉等、多岐にわたる分野において実用化されている繊維の研究成果についての講演が行われ、多くの事務職員が参加しました。
平成19年1月26日に行われた第2回目では、セイコーエプソン株式会社において研究開発に従事していた経歴を有する山崎産学連携推進本部教育特任教授を講師に迎え、「液晶のお話」と題して開催しました。液晶技術の開発の歴史、液晶のユニークな分子構造と物性、それらにまつわる特許戦略・開発競争といった企業における現場の様子について、自身の体験を踏まえた講演が行われました。
サイエンスレクチャーは、大学職員のサイエンスに対する興味と理解を深め、研究のサポートを行っていく上で必要となる視点や基礎的知識を身につけるために今後も開催していく予定です。