2007年2月14日

明治大学 IP電話を利用した秘書代行サービス

明治大学は、IP電話を利用した教員向け秘書代行サービスを始めるようです。

明治大学の秋葉原サテライトキャンパスにいるスタッフが、各キャンパス(駿河台、和泉、生田)の教員宛にかかってくる電話への対応を一括して行うというものだそうです。


(日立電線株式会社/2007.01.24)(一部抜粋)

オールインワンIP-PBX「AquaVocal」が
明治大学の学内秘書代行サービス用の機器として採用

日立電線株式会社のオールインワンIP-PBX 「AquaVocal」が、学校法人明治大学のIP電話を使用した「学内秘書代行サービス」用の機器として採用されましたのでお知らせいたします。なお、この学内秘書代行サービスは1月29日より明治大学理工学部情報科学科の13名の教授を対象にテスト運用が開始される予定です。

明治大学では、秋葉原クロスフィールド*3 内に明治大学秋葉原サテライトキャンパスを設置し、ここを産学連携の拠点として主にIT分野の企業と「産学連携事業」を展開しております。こうした中、産学連携事業をサポートする事務機能、中でも、教授が研究室に不在のときに学外からかかってくる電話に確実に対応できるサービスへの要望が高まっております。
そのため明治大学では、電話対応を行うためのスタッフを各研究室に配置することや電話対応の外部委託等の様々な検討を行った結果、大学への幅広い問い合わせに対し、より的確な回答が可能なこと等から学内で運用を行う「学内秘書代行サービス」を導入することとなりました*4 。秘書代行サービスとは、本人の代わりに別の場所にいるオペレーターが電話を受け、用件や相手の連絡先を本人に伝えたり、指定の電話番号に転送を行うサービスです。
明治大学の学内秘書代行サービスは、秋葉原サテライトキャンパスの秘書代行サービススタッフが、駿河台、和泉、生田の各キャンパスの教授宛にかかってくる電話への対応を行うもので、IP電話を利用した秘書代行サービスの導入は明治大学にとって初めてとなります。

当社のAquaVocalは、フルIP電話化を実現するための各種機能*5 を搭載したオールインワンIP-PBXです。このため設備投資を抑えて電話をIP化することが可能となります。AquaVocalは1台で200ユーザまで対応しておりますが、将来的にユーザ数が増加した場合でもAquaVocalを増設することで2,000ユーザまで対応が可能となる高い拡張性を有しています。これらの特長が評価され、このたび、明治大学の学内秘書代行サービス用のIP-PBXとして採用されました。
秋葉原サテライトキャンパスと駿河台、和泉、生田の各キャンパスは学内ネットワークで結ばれております。各キャンパスの研究室等でソフトフォン内臓のPC やIP電話機を導入し、それらを学内ネットワークを介し秋葉原サテライトキャンパスに設置されたAquaVocalに接続することで、非常に少ない設備投資負担でIP電話システムを利用した学内秘書代行サービスを実現いたしました。また、今後各キャンパスでサービスの利用者が増加しても、順次 AquaVocalを増設し柔軟に対応することが可能です。
今後、明治大学では、IVR(音声による自動応答を行なうコンピュータシステム)や教授のスケージュールを管理するソフトウェアとAquaVocalとの連携により、着信があった際に、教授の在席状況を自動的に確認し、学内秘書代行サービスに切り替える等の機能を追加していく予定です。

[関連サイト]
日立電線株式会社

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