2007年1月19日

山口大学 郵送物への誤封入

山口大学で、
保護者(学費負担者)宛の郵送物に、郵送のための名簿を誤封入して送付していたことが判明したそうです。

(山口大学/2006.12.26)(一部抜粋)


学生及び保護者の個人情報の漏えいについて(お詫び)

 このたび、本学経済学部学生及び保護者の個人情報が誤封入により漏えいした事実が判明しました。
 学生本人及び保護者の方に対しては、漏えいした情報の内容や流出の経緯について説明し、今回の事態について謝罪を行いました。
 このような事態が発生したことは、誠に遺憾であり、学生、保護者のみなさまをはじめ、関係者のみなさまに心からお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けて万全を期す所存です。

1 漏えいした学生及び保護者の個人情報 17件 34名分
 経済学部諸会費納入依頼文書送付のための確認用名簿
  入学試験区分、依頼回数、学生氏名、保護者氏名、続柄、住所(保護者)、電話番号(保護者)

2 経緯と対応
 平成18 年12 月13 日(水)、経済学部から当該学部学生17名の保護者に諸会費の納入依頼文書を送付したところ、学生及び保護者の個人情報が記載された名簿を誤封入していたことが、平成18 年12 月19 日(火)、保護者からの連絡により判明し、直ちに調査したところ、送付作業を行った担当者が誤封入したことが確認されました。また、情報を提供していただいた方以外の方にも名簿の有無を問い合わせたところ、17名のうち13名の方に誤封入があったことを確認しました。誤封入した名簿については、返送または廃棄を依頼しました。

3 今回の事態に至った原因
 今回の事態に至ったのは、依頼文書の送付作業の際、確認を十分に行わなかったため、確認用の名簿を誤って封入し、送付したためです。学生及び保護者の個人情報については、「学生・保護者等に係る個人情報の取扱いについて」を策定し、保護管理に努めてきましたが、このような事故が起きた背景として職員を指導・監督する体制が不十分であったことは否めません。

4 再発防止策
(1)個人情報を含む文書等を配送する作業等について再点検を行い、誤配送を防ぐための措置を講じます。
(2)当該学部の全職員に対して、事態を説明し、注意喚起を行います。
(3)本事例を全職員に報告し、注意を喚起するとともに、個人情報保護に関する研修会を開催して、職員及び学生の意識の向上を図ります。

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