2006年11月13日

医学部の定員増。一部の県などで

深刻な医師不足に悩む10県において、医学部の入学定員を各県で最大10人まで、最長10年(2008年度から)にわたり増やすということが、2006.08.31に厚生労働、文部科学、総務、財務の4大臣で合意されている。

(文部科学省)(一部抜粋)

医学部入学定員削減に関する経緯

平成18年8月 総務・財務・文部科学・厚生労働の各大臣による確認書

◎医師不足が特に深刻と認められる県において、平成20年度からの最大10年間に限り、将来の医師養成を前倒しするとの趣旨の下、10名を限度として、現行の当該県内における医師の養成数に上乗せする暫定的な調整の計画を容認する。 (注)対象県:青森、岩手、秋田、山形、福島、新潟、山梨、長野、岐阜、三重

◎自治医科大学において、更なる地域医療貢献策の実施を条件として、平成20年度からの最大10年間に限り、10名を限度として、定員に上乗せする暫定的な調整に係る申請を容認する。医学部生の暫定的な定員増は、医師不足が認められる都道府県に対し行うものとする。

◎引き続き、医学部定員の削減等に取り組む。


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