2006年10月 1日

「InfoLib-ASP」学術情報公開サービス

株式会社紀伊國屋書店は、インフォコム株式会社は共同で、論文などの情報をインターネットで公開できるサービスを開始しました。


(紀伊國屋書店/2006.08.01)(抜粋)

紀伊國屋書店、インフォコムと協業で学術情報公開ASPサービス「infolib-ASP」を開始


 株式会社紀伊國屋書店は、インフォコム株式会社と共同で、論文等の学術情報(以下、「情報」という。)をインターネット上で公開する事ができるASPサービス「InfoLib-ASP」を、8月より開始します。

 紀伊國屋書店は、貴重書、コレクション、絵図、郷土資料、行政資料、新聞、紀要、論文、教科書、設計図等学内外資料のデジタル化やメタデータのデータベース構築について多くの実績を持っています。 また、インフォコムのデジタルアーカイブシステム事業は、大規模なドキュメント資源を有する官公庁や大学、図書館等を対象に、政府のe-Japan構想に連動した電子政府、電子自治体、電子図書館等のデジタルアーカイブ領域を得意領域としながら、「InfoLib」等の官民を問わない総合ナレッジマネジメント・ソリューションを提供しています。

 今回、両社の協業により、通常では導入作業や管理に負担がかかる学術情報公開システムを、より容易に利用できるASPサービスとして提供する事が可能となります。 ASPサービスとして提供する事により、利用者はインターネット環境を整えるだけで、通常使用のパソコンからウェブブラウザを介して、情報の電子データ登録/保存等の作業、検索/閲覧等の操作ができ、更には蓄積した情報をインターネットを介して公開する事ができます。 またOAI-PMHリポジトリ機能を標準搭載しており、データプロバイダとして、登録した情報を外部機関に提供する事もできます。

 「InfoLib-ASP」は、インフォコムの新横浜データセンター(i-センター)に専用のASP運用環境を用意し、利用者がサーバ等のハードウェアの準備をする事なく、簡単な環境設定ですぐに利用できます。また、利用者の重要な電子データは、i-センターの強固なセキュリティ環境と運用のもとで厳重に管理され、データ改ざん等のリスクからも保護します。 更には、紀伊國屋書店の学術情報管理のノウハウにより、貴重な資料のデジタル化やメタデータのデータベース構築等統合的なソリューションも提供します。

[関連サイト]
株式会社紀伊國屋書店
インフォコム株式会社

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