杏林大学 入試情報開示で誤情報送付
杏林大学の医学部を受験した受験生が、入試情報の開示を行ったところ、違う受験生の情報が送られてきたそうです。対象者は35名。
違う受験生のデータが送付されましたが、そのデータには別の受験生の氏名などが記載されているわけではないようです。情報漏えいではなさそうです。
(杏林大学/2006.07.14)(抜粋)医学部の入試情報開示で請求者の一部に誤情報を送付したミスについて(報告)
杏林大学医学部では、受験生からの請求にもとづき、個人宛郵送による入試成績の開示を行っております。本年も2月1日に実施した入試につきまして7月7日付で68名の請求者に入試成績をお送りしましたところ、開示情報に誤りがあるのではないかとの問い合わせがありました。調査した結果、開示した68名のうち35名の入試成績開示に誤りがあることが判明いたしました。
これは入試結果の資料から開示情報を作成する際、パソコンの操作ミスがあり、結果としてご本人の入試成績情報の中に他の受験生の成績情報の一部が混入してしまったことによります。
誤情報をお送りした開示請求者35名の方には電話でお詫びし、7月11日に速達でお詫び状とともに正しい情報をお送りしました。今回の事故は開示資料作成に際して起きた事務上のミスによるもので、入試の合否を判定する際に起きたミスでないため、入試の合否判定につきましては異動ありませんし、また個人情報の漏洩もありません。
これまで本学では公正な入学試験実施に努めて参りました。今後も厳正な入学試験の実施に努めて参ります。今回、入試情報開示にあたり、事務上の誤りが入学試験結果に多少なりとも疑念を抱かせる結果となりましたことを深くお詫び申し上げます。
今後は再発防止のため、実施マニュアルを作成し、マニュアルに沿って細心の注意を払って業務を遂行いたします。さらに確認点検は管理職全員で実施し、今回のような入試関連業務につきましては、最終的に入試実施委員長の点検・確認をいただくようにいたします。...(以下省略)...
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