東北大学 セクハラにて教員を諭旨解雇
東北大学にて、50歳代の教員がセクハラを行ったとして諭旨解雇処分になりました。
(東北大学/2006.06.26)(抜粋)国立大学法人東北大学は、業務運営の透明性を確保するとともに、職員の服務に関する自覚を促し、不祥事の再発防止に資することを目的とし、下記のとおり懲戒処分を公表します。
記
1.被 処 分 者 教授(男性・50歳代)
2.処 分 日 平成18年6月15日
3.処分の種類 諭旨解雇〈事案の概要〉
同教授は、指導する2名の女子学生に対し、昨年5月から9月にかけて一連のセクシュアル・ハラスメントを行った。
東北大学は、同学生から被害申立てのあった事実関係を調査・確認し、所定の懲戒審査を経たうえで、6月15日、同教授を諭旨解雇とする処分を行った。
なお、同教授には、退職勧告に応じず、今後解雇の措置がとられることになる。〈総長コメント〉
このたびの不祥事は、公教育を担う国立大学法人東北大学として、国民から本学に寄せられてきた信頼を裏切るものであり、誠に遺憾であります。また、被害に遭われた学生には、心よりお詫び申し上げます。
問題の行為を行った教員には、学内規則の定めるところにより、厳正に処分いたしました。
セクシュアル・ハラスメントは、重大な人権侵害に当たるばかりでなく、研究教育の場である大学の存立をも脅かす行為であります。
本学は、本年2月に新たなハラスメント防止対策を掲げ、全学を挙げてセクシュアル・ハラスメントを始めとするハラスメントの防止に取り組んでいるところですが、今後も一層この施策を推進し、ハラスメントのない健全で快適なキャンパス環境づくりに全力を尽くす所存であります。
[関連サイト]
・東北大学