2006年6月29日

大学図書館におけるリスクマネジメント

慶應義塾大学のサイトをのぞいていたら、「大学図書館におけるリスクマネジメント」という見出しをみつけた。見つけたしまった(笑)

図書館に関するかなりの記事があったのだが、ひとまず「大学図書館におけるリスクマネジメント」についてご紹介しておくこととしよう。

(慶應義塾大学メディアセンター)(一部抜粋)


大学図書館におけるリスクマネジメント
(PDF)

1.はじめに
 大学図書館は果たして安全な施設なのだろうか?多くの大学図書館員は未知との遭遇になるだろう大災害が発生した場合,その対応,復旧は迅速にできるのだろうか?激しく変化する現在において,企業をはじめとする組織体に潜在していたリスクが一度顕在化すると,リスクの影響はその組織のみにとどまらず,対外的にも幅広く及んでいく。この意味で,リスクへの適切な対応によってリスクへの影響を極小化して社会的損失を発生させない,リスクマネジメントが大変重要な時代になっている。このことは大学図書館でも同様で,従来は「性善説」に基づいて行動してきたが,近年は利用者のマナー違反が多発し,犯罪行為が発生する場合もあり,加えて自然災害への対策も切実な課題であり,自分(自館)の身は自分(自館)で守らねばならない時代になってきた。
 本稿では,大学図書館におけるリスクを概観し,リスクマネジメントの考え方を総論的に紹介することによって,今後の議論のたたき台にしたい。....(以下省略)

慶應義塾大学の図書館ともなると、とても貴重な書物が保管されているに違いないワケで、
これらをどう:守るかというところも重要なことなんだと思う。
それが図書館で働く職員の使命でもあるんでしょうね・・・。

奥が深い・・・そう思った今日この頃。


[関連サイト]
MediaNet(慶應義塾大学メディアセンター)
慶應義塾大学

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