2006年6月29日

大阪市立大学 教員のセクハラによる懲戒処分

大阪市立大学の教員(創造都市研究科・人権問題研究センターの教員)が学生にセクハラ行為をしたとして、停職3ヶ月の懲戒処分となりました。

(大阪市立大学/2006.06.27)(抜粋)

大学教員の懲戒処分について

学長談話

 本学は創造都市研究科・人権問題研究センター教員(助教授)が学生に対して、セクシュアルハラスメント行為をしたことから、本日付けで当該教員を停職3ヶ月の懲戒処分といたしました。

 また、創造都市研究科長、及び人権問題研究センター所長に対しても管理監督不十分として厳重注意をいたしました。

 本学は2001年に「大阪市立大学人権宣言」を制定し人権及び基本的自由を尊重する大学の実現のために取り組んでまいりましたが、まさにその人権問題の取り組みにおいて、大学だけにとどまらず広く社会においても指導的役割を果たすべき同センター所属の教員がこのような事態を引き起こしたというのは、痛恨の極みであり、社会の大学に対する信頼をも大きく裏切ったともいうべき行為であります。

 大学としてはこの事態を重く受け止め、今後、再びこのような事態が起こらないよう大学構成員のさらなる意識啓発につとめる所存であります。

今回の件で問題となるのは、「人権問題研究センター」所属の教員が、
セクシャルハラスメント行為をしたということ。

学長談話でも述べられていますが、
「人権問題の取り組みにおいて、大学だけにとどまらず広く社会においても指導的役割を果たすべき同センター所属の教員がこのような事態を引き起こしたという」ことが非常に残念です。

人権問題研究センターにキズをつけたといっても過言ではないでしょう・・・。
それで停職3ヶ月。これを重い処分とみるか、軽いとみるか。あなたはどう思いますか?


[関連サイト]
大阪市立大学
大阪市立大学大学院創造都市研究科(GSCC)

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