Winnyって?
最近の情報漏えいのニュースでは「Winny(ウイニー)」という言葉をよく耳にする。
たとえば、
→筑波大の学生のパソコンから患者データが流出
とか。
Winnyって何だ、って思う人もいると思うので、
ごくごく簡単に説明しておきましょう。
Winny(ウイニー)とは、ファイル交換ソフトの一つです。
ファイル交換とはどういうことかというと、
Aさん:公開しているソフト「AAA」
Bさん:ほしいソフト「AAA」
上記の例でいうと、Aさんは「AAA」というソフトをネット上に公開します。
Bさんは「AAA」というソフトがほしいので、ネット(Winny)上で探します。
すると、Aさんにたどり着き、BさんはAさんから「AAA」というソフトを入手できるというわけです。
あまりにも簡単に説明しましたので、あしからず・・・。
ここで問題となってくるのは、
このファイル交換で、音楽CDのデータだったり、映画の動画データだったり、市販のアプリケーションソフトのデータがやり取りされているということ。
著作権などに違反しますよね。
しかし、これが流行っているわけです。
で、何故このソフトで個人情報の流出が起こるかというと、
たとえば、操作ミスで、個人情報のデータを公開する設定にしてしまっていたり、
このWinny経由でウイルスに感染し、この感染が原因で、
パソコン内のデータがウイルスによってインターネット上に流されたり・・・、
こういうことなんですよ。