2005年11月 2日

2006年度からの文部科学省のIT戦略の基本的な考え方

文部科学省のIT戦略本部から「ポスト2005における文部科学省のIT戦略の基本的な考え方」が公表されていました。

以下にところどころを抜粋しましたので、ご覧ください。
(詳細は、文部科学省のサイトをご覧ください)

(文部科学省IT戦略本部/2005.10.24)


ポスト2005における文部科学省のIT戦略の基本的な考え方
(一部引用)

3.高度情報社会に向けた最先端の「知」の探求と大学づくり
 世界最高水準の科学技術創造立国を実現するため、より一層の科学技術・学術や産業の国際競争力強化、世界に先がけた安全・安心な社会の構築を目指した、先端的な情報通信分野の研究開発及び研究開発の情報化を推進する。
 併せて、高度情報社会に向けた大学づくりなど、高等教育の活性化を図る。


具体的施策は以下のとおり。
○高度情報社会に対応した大学づくり(環境の整備)
・教育環境の充実を図るため、大学が所蔵する学位論文、学術論文、データ等の原情報や大学図書館の所蔵資料に関する目録、所蔵情報等について電子化して、いつでも、どこでも利用できる環境を整備する。
・大学における外部データベースの利用環境の整備を図る。
・学術情報ネットワークの整備を推進する。
・各学生が専門分野ごとに必要なIT活用能力を習得するため、大学における情報に関する教育体制の整備を促す。
〇世界をリードする創造的な人材の育成
・産学官連携による高度なIT専門人材の育成を推進する質、量ともに不足している我が国の国際競争力向上のために必要な高度なIT専門人材を広範に育成するため、産業界、大学等の高等教育機関が共通の問題認識を持ち、必要に応じて連携を促進し産学官が一体となった取組を推進する。
〇高等教育機関等におけるe-LearningをはじめとするITを活用した教育の普及・促進
・幅広い知識の習得や最先端の講義を受講するため、e-Learningの活用の促進により教育機関間の単位互換を促進するとともに、社会人等を含む学生への継続的な教育機会の提供を図る。
・各大学等におけるe-Learning を活用した教育の取組の推進を図るため、国公私を通じた競争的環境の下で特色ある取組を支援する。

「高度情報社会に対応した大学づくり」として、いくつかの施策が提示されていますね・・・。

データベースという語が非常に目に付きます。

情報は管理・整理されて、使える情報になるんでしょうね。
頭の中にはいっているだけの情報は、共有しにくいものがあります。
それをどう共有して、どう使うか・・・。


[関連サイト]
文部科学省

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