2005年10月24日

42の大学・短大が提携して就職支援を?!

42校が加盟する産学官組織「学術・文化・産業ネットワーク多摩」が運営母体となり、大学・短大が自治体や産業界と連携して就職支援を行う「ネクストキャリアセンター」を発足しました。

卒業生のキャリアデザイン支援『ネクストキャリアセンター』開始(一部引用)

10月、加盟する42大学・短期大学の卒業生や多摩地域の若年層を中心とした非就職者、早期退職者や転職希望者に対し、正社員としての就職や起業を念頭においたキャリアデザイン支援を「ネクストキャリアセンター」と称し、開始します。
従来、学内の就職課(キャリアセンター)や学友会(同窓会組織)で行われていた既卒者向け就職・転職支援を充実するため、求人情報の収集及び段階を踏んでモチベーションや経験、職業観を身に付け、正社員として就職および起業する道筋を提供します。
卒業生の早期退職、ニート、フリーター問題が問われている現在、本法人の特長である「産・官・学が一丸となった組織」を最大限に生かし、魅力ある地域づくりを目指します。
9月20日に開設したアゴラ立川を拠点に、求職者と求人機関の受付を行います。

[関連サイト]
ネットワーク多摩
ネクストキャリアセンター

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コメント[2]

タイトルは「42の大学・短大が提携して就職支援を?!」となっていますが、引用記事をよく見ると「就職支援」ではなく「キャリアデザイン支援」となっています。この違いに深い意味があるのでしょう。「職業観」や「モチベーション」の獲得。こういった根っこの部分を支援しようという取り組みのようですね

受験生や受験生の父母の方は、
大学には「卒業後の就職への道」というものを求めています。
ですから、在学時だけではなく、卒業後も、
「職に就く」までは支援してあげることが必要なのかもしれません。