携帯電話を利用した出欠管理システム
青森大学で実運用されているという出欠管理システムがトッパンフォームズから販売されることになったようです。
・携帯電話を活用した「学生支援システム」 について(青森大学)
この手の携帯電話を使用するシステムなんですけど、携帯電話を持っていない学生はどうやって出欠を取るのでしょうか?携帯電話を持っていない学生も少なくはなってきているとは思いますけど、100%ではないと思います。若干の手作業が加わると思うのですが、全体的にみて省力化が図れるのであれば、いいですけど。
学生証とか、もしくは全員に携帯電話をもたせるとか、全員が使用できるようなシステムでないと、ダメだと思います。私は。
このシステムが学生にとって便利なものであるのであれば、なおさら。
携帯電話を持っている学生は楽になって、もっていない学生はそのまま。
不公平だと思います。
(日経プレスリリース/2005.08.01)
トッパン・フォームズ、青森大が開発の携帯電話を利用した出欠管理システムを発売青森大学が開発した「携帯電話を利用した代返防止機能付(特許出願中)出欠管理システム」(国内初)を販売開始
情報管理サービス業のトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ、本社:東京都港区、代表取締役社長:秋山正法)は、青森大学(理事長:木村隆文)経営学部の福永栄一講師が考案し、株式会社青森共同計算センター(本社:青森県青森市、代表取締役:長尾 力)が開発した、携帯電話を利用した出欠管理システムの販売を開始します。
近年、大学や専門学校では少子化に対応して、授業の効率化や学生の受講状況の把握など、管理レベルを上げることが必要になってきており、また教員からは授業の質の向上を目指し、出欠管理などの簡素化のニーズが高まってきています。従来の出欠管理は、教員が点呼をしたり、出席カードを配付、学生が氏名・学籍番号などを記入後回収をしていました。どちらの方法も、後日教務システムに入力が必要となります。また、磁気やICカードの学生証を利用したシステムは既にありますが、カード読み取り機やケーブルの敷設など設備投資が負担となるだけでなく、本人以外がカードを読ませて出席登録ができてしまう課題も残ります。
今回発売する国内初の本システムは、実際に青森大学で稼動しているシステムで、学生の携帯電話から簡単にエントリーができ、本人以外の出席登録を抑止する「代返防止機能」(福永講師により特許出願中)も備わっています。管理機能は講義別、学生別の出席状況などが教職員のパソコンからインターネット経由で一覧照会ができます。また、青森大学での実運用を経て、マニュアルがなくてもすぐに使えるようにシステムの改良を重ねました。本年2月に、大学によってマスコミ各社様への発表は終わっておりますが、その後の反響の大きさ、問い合わせの多さから外販することになり、大学向けソリューションで実績のあるトッパンフォームズが販売提携先に選ばれました。
トッパンフォームズでは、導入支援、カスタマイズからメンテナンスまで一貫した体制で全国の大学、専門学校に向け8月より受注活動を開始します。学生数4,000名前後でパッケージソフトウェア4,500,000円~、1分間の同時アクセス数400名程度でハードウェア8,000,000円~、その他別途導入支援費用、カスタマイズ費用、保守費用が必要となります。初年度売上目標は、10大学で1億円を目指します。
[関連サイト]
・TOPPAN FORMS Co.,Ltd.
・青森大学
順位を気にして書いていなかったので、12位まで落ちました(笑)→