2005年7月29日

北海道大学 出張旅費業務をJTBに委託

北海道大学が教職員の出張旅費業務をJTBに全面的に委託するようです。

業務委託や非専任職員の雇用など、
専任職員の業務をアウトソーシングすることが増えてきていますね。

たしかに、教員から申請を受けて→申請内容をチェック→清算という流れ作業的なものを専任職員が時間をかけて行う必要はないかと思います。

では、専任職員は何をすべきなのでしょうか、みなさんはどう思います?
(この話題、結構好きなんです・・・私)

[関連サイト]
北海道大学
JTB


(北海道新聞/2005.07.26)

北大、出張業務をJTBに委託 03年度の旅費24億円 経費軽減狙う

国内旅行業最大手のJTB(東京)は二十五日、北大の出張旅費業務を申請から精算まで包括的に受託したことを明らかにした。JTB側は法人向けの旅行商品の販売などが期待できるのに対し、北大側は独立行政法人化に伴う運営体制の強化の一環として業務の効率化や経費の軽減などにつなげる。国立大学法人の中で同業務を民間に全面的に委託する例は初めて。

 北大の教授や職員、外から招いた研究者らの出張回数は国内外で年間三万件で、出張旅費は二○○三年度で総額二十四億五千万円。従来、出張者は書面で旅行申請書を大学に提出し、目的地までの距離や交通機関、旅費などを記入。大学側が内容を精査して旅行命令書を作成するなど、手続きが煩雑だった。北大は旅費の精算など出張に関するすべての業務をJTBに委託。JTBの企業、団体向け出張管理システム「J,sNAVI(ジェイズナビ)」を利用し、インターネット上で出張申請からホテルや航空券の予約、精算までできるようになる。旅費はJTBが大学側に一括して請求する。

 北大は経費の軽減額については明らかにしていないが、JTBとの契約で、法人向けの割安の旅行商品なども利用できることから、人件費や諸経費の相応の軽減につながるとみられる。JTBは北大を皮切りに今後、全国の大学から出張旅費業務の受託を目指す。

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