2005年7月28日

東京大学 情報処理教育の内容見直し

東京大学で、情報処理教育の内容を見直すようです。
高等学校で「情報」の教科が誕生したことにより、大学生は高等学校である程度のスキルを身につけてきているということでしょうね。

それに今日のインターネットの普及で、「情報」の教科以外でも、ある程度の知識は身につけていると思いますけど。

「情報処理教育」とは離れるかもしれませんが、インターネットを利用した犯罪や、なにか事件・事故の裏にあるインターネットの利用(自殺サイトへの書き込み)などこういうインターネットと心の関連性について、「情報倫理」の一環でフォロー(?)できないものでしょうか・・・。


それはおいておいて、
まだダブルクリックから、教えている大学はあるのではないでしょうか・・・(汗)

[関連サイト]
東京大学

(日経コンピュータ/2005.07.25)

東大の情報処理教育が変わる

 東京大学は、2005年度から教養課程における情報処理教育の内容を見直す。パソコンの操作教育を縮小し、アルゴリズムやプログラミング、コンピュータの構造といった情報科学の基礎を強化。同時に、情報システムと社会生活とのかかわりや、情報倫理など文系の内容も盛り込む。

 内容を見直す理由は、2003年度から全国の高等学校で教科「情報」の教育が始まったため(参考記事)。高校卒業時にコンピュータの操作法といった基本的なリテラシ教育は終わっており、大学で同じ内容を教える意味が薄れた。

 東大は学生に対して文系・理系の違いにこだわらずコンピュータの基本的な仕組みを理解させ、コンピュータを社会で活用できる能力の育成を狙う。高校の情報処理教育を考慮し、情報処理教育の改革に乗り出した大学はまだ少ない。

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