2005年4月30日

札幌市立大学の略称は・・・?!?

来春札幌に開校される「札幌市立大学」の略称はどうなるのか・・・。
そんな話題がちらほら聞こえてきているようです(笑)

札幌近郊の大学で、「札幌」がつくのは、
・札幌大学
・札幌学院大学
・札幌国際大学

略称にすると、
・札大(さつだい)
・札学(さつがく)、学院(がくいん)
・国際(こくさい)
と言われているでしょうか。

では、札幌市立大学がどうなるのか・・・。
やはり、名称をほかにつけるひつようがありそうですね。

(北海道新聞)

来春開校の札幌市立大学 略称どうなる?

二○○六年四月開学予定の札幌市立大学(仮称)の名称が正式に「札幌市立大学」に決まり、札幌市は二十七日に文部科学省に大学設置を申請する。一方、「札幌」を冠した大学は、いずれも私立の札幌大、札幌学院大、札幌国際大があり、過去には「札大」の略称をめぐって混乱したこともある。「札幌市立」の“ブランド力”への期待も大きいが、新大学の略称の行方はいかに-。

 「あまり意識する必要はないと思いますが…」

 市立大と名称が似ている札幌大の広報担当者は特に気にしていない様子。一方、同大の堀達也理事長は「志願者の減少で競合も予想され、名称が類似していることによる多少の影響はあるかもしれない」と胸の内を語る。

 過去には、略称をめぐって市内の大学間で混乱があった。「札大」といえば、今では札幌大を指すのが普通だが、札幌学院大が前身の札幌短期大学だった時代に「札大」と呼ばれていたことがある。一九六七年に札幌大が開学し、翌年は札幌大学女子短期大学部も開設され、略称の「札大」「札短」が入り乱れた。

 札幌市立大学の名称については、水面下でさまざまな議論があったが、「札幌市立=公立」という、受験生へのアピール効果を期待できることもあり、「シンプルでいこう」と落ち着いた経緯がある。

 しかし、札幌市立大の略称は「札市大」や「市立大」のほか、札幌の大学事情を知らない道外出身者からは「札大」と呼ばれることも考えられる。そうなると、既存大学の略称と紛れ、アピール度が低下するとの指摘もある。

 二○○○年に開学した公立はこだて未来大学は、公募で名称を決定した。ひらがなの「はこだて」と、明るい語感の「未来」を組み合わせて親しみやすさをアピールし、「未来大」の略称も道内外に着実に定着している。

 「札幌市立大学」にどんな略称をつけるか。イメージ戦略も問われそうだ。

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