2005年3月30日

事務作業の3割削減・・・??!!

私は、なんでも電子化すればいいと言うわけではありませんが、
電子化することで業務効率があがったり、決裁なども速度が向上するのではないかとは思っています。そのためにはパソコンスキルの向上や、相手の顔を見ないでも業務ができることによるコミュニケーションの減少など、他の問題もでてくるとは思いますが・・・。

実際に専任の事務職員は何をすべきか、という疑問がでてきます。

窓口の職員であれば、学生の指導も行うことがあるでしょうから、
中学校・高校などでいえば、教師がおこなってきていることを事務職員がやっているわけです。「生徒指導」といったことを学んでいるわけではない職員が、です。

ここにもう少し力を入れるべきだと思います。
たんなる事務員ではなく、「教育」ということも大学職員には求められているのだと思います。

(日本経済新聞)

東大、マッキンゼーの指導で大学事務作業を3割削減

 東京大学がマッキンゼー・アンド・カンパニーからコンサルティングを受け、大学事務の大掛かりな改革に着手する。文書決裁の簡素化など26項目の改善策に4月から順次取り組むほか、不要な組織は廃止する。一連の改革で事務作業量を3割程度削減する。

 法人化を受けて役所的な発想から脱却したい考えだ。文書決裁では起案者のほか、係長、課長ら中間管理職のハンコを並べていたが、起案者と責任者の2つだけに減らすなどの改革を実施。作業量を減らすことで、余力を産学連携や起業を目指す教員・学生への支援などに振り向ける。
(2005/03/28)

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