2005年3月19日

動物園で入試!?

さすがは東京芸大!
やることが中途半端ではありませんね・・・。

中途半端な政策は嫌いです。おもいきりが大切ですよね、何事も・・・。

(朝日新聞)

入試会場は動物園、受験生はゼッケン姿で 東京芸大

 東京芸術大(東京都台東区)の入学試験が15日、隣の上野動物園を会場に行われた。従来、実技試験は大学内で静物や人物などの課題画を描かせるものだったが、一般客もいる中、生きた動物を描く初めての試みに、当てが外れた受験生は戸惑い気味。不正がないようにと、大学側は「監督官」の腕章をつけた助手や大学院生ら約130人を配置し、ゼッケンをつけた受験生に目を光らせていた。

 試験を受けたのは、1次試験を通った美術学部絵画科油画専攻の受験生約500人(定員は55人)。ゾウやサル、ペンギンなどの前で座り込んで絵筆を走らせたが、動き回る動物たちを前に悪戦苦闘。通りかかった一般客が興味深そうにのぞき込んでいた。

 ゼッケンを取り換える替え玉受験をやっていないか、携帯電話で美大予備校の先生から指示を受けていないかなど、監督官が厳しくチェック。受験生に話しかけたり写真を撮ったりする一般客に注意をしていた。

 同園に芸大側から依頼があったのは昨年12月。係長クラスには先週知らせたが、箝口(かんこう)令をしいて試験問題が漏れないよう気を配ったという。

 試験について同大は「23日の合格発表まで何もお答えできません」。一方、同園の小宮輝之園長は「画家になる人たちに動物のすばらしさを知ってもらい、将来、動物園の魅力を伝えてもらえれば」と話している。
(2005/03/16)

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