2004年12月25日

国士舘大学 サッカー部無期限活動停止?!(2)

結果的に退学処分のようです。
「学長の処分」も検討するようですが・・・、学長が学生一人一人の行動を把握していないと思いますし、どうしようもできなかったと思うのですが。

しかし、トップが処分を受けるというのは、「ケジメ」ということでしょうか。

大学生の犯罪が増えているように思います。大学側はどのような対応をとったらいいのでしょう?

(朝日新聞)

国士舘大生15人を退学処分 サッカー部無期限活動停止

 国士舘大(東京都世田谷区)のサッカー部員ら学生15人による集団わいせつ事件で、同大は24日、「大学の秩序を乱した」などとして15人全員を退学処分にすることを決めた。サッカー部を無期限の活動停止にし、部長を解任、監督の活動も無期限停止とした。今後、学長らの処分も理事会で検討する。

 同大は事件について「集団心理に陥りやすい現在の若者気質が背景にある」ととらえ、人権教育の取り組みを増やし、公開シンポジウムを開くなどして、再発防止の意識を高めたいとしている。
(2004/12/24 22:16)

(国士舘大学)

お 詫 び

本学学生による不祥事について

 12月1日、本学の学生15名(サッカー部員)が「児童福祉法違反」及び「東京都青少年の健全な育成に関する条例違反」の疑いで逮捕されるという事件が起こりました。この事件は、すでにテレビ・新聞等で報道されておりますが、きわめて卑劣きわまりないものです。
 この事件の被害者及びご家族の皆様に対しまして、心からお詫び申し上げます。また、多くの方々に多大なご迷惑、ご心痛をお掛け致し、さらに社会に大きな衝撃を与えましたことは、誠に申し訳なく責任を痛感しております。
 本学は、知識と徳育を重んじる教育理念を柱としてまいりましたが、この理念に反し、一部の学生が重大な社会的事件を起こしました。学園は、この事件を厳粛に受け止め、事実の究明と再発防止策を講じるため、直ちに「学生不祥事調査対策委員会」を設置致しました。当該学生には、事実に基づき、厳しい処分を下すことは言うまでもありません。また、サッカー部に対しては既に、無期限活動停止という措置を講じました。学生教育に携わる私どもの責任についても充分に対処する覚悟であります。
 大学をあずかる者として、深くお詫び申し上げるとともに、失われた信頼を一日も早く回復し、このようなことを二度と起こさないよう、誠心誠意改善に取り組む所存です。  
 皆様方のさらなるご理解、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2004年12月 国士舘大学長

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