近畿大学で学生ら4万人の情報入りパソコン7台盗難
4万人の情報が入ったパソコンが盗難されたようです。
大学側は、「個人情報はパソコンの本体に入れたままにせず、フロッピーに移すなどの措置を取るべきだった。・・(省略)・・」と話しているそうですが、フロッピーに移してもそれが盗難されれば同じことだと思います。そのフロッピーを、というかその情報をどのように管理するのか、という点が重要だと思います。
情報は盗まれるようなものに入れておかない!というのも一つの手だと思います。
(毎日新聞)近畿大学(東大阪市)の「中央図書館」で先月、職員共用のノート型パソコン7台が何者かに盗まれていたことが3日、分かった。うち1台には図書館を利用した学生など約4万人分の個人情報が入っていた。近畿大は盗難届を大阪府警布施署に提出。同署は窃盗容疑で捜査している。
近畿大や府警の調べによると、先月24日午前、図書館の男性職員が出勤したところ、3、4階の事務スペースに置いていたノート型パソコン計7台がないことに気づいた。パソコンは22日午後10時半ごろに職員が確認。祝日だった23日をはさんで、約1日半の間に盗まれたらしい。出入り口はすべて施錠してあったという。
盗まれたパソコンは図書館の閲覧部門などの職員が書籍検索などに利用。うち1台には学生や教員など約4万人の図書館の利用状況をまとめたデータが入っており、利用者の氏名、住所、生年月日、貸し出し図書の書名などが盛り込まれていた。パスワード入力などのセキュリティーは設定していなかったが、今のところ悪用された報告はないという。
図書館の原田悦也部長代理は「個人情報はパソコンの本体に入れたままにせず、フロッピーに移すなどの措置を取るべきだった。再発防止に努めたい」と話している。
(2005/12/04)