関西学院大学 図書館で車いす利用者支援システムの運用を開始
関西学院大学は、
西宮上ケ原キャンパスの大学図書館で、車いす利用者支援システムの運用を開始するようです。
(関西学院大学/2022.07.26)(一部抜粋)関西学院大学は西宮市上ケ原キャンパスの大学図書館(以下、本学図書館)で、車いす利用者支援システム「アンサ ーユー(※)」の運用を2022年8月1日より開始します。本学図書館内で介助を求める車いす利用者は、施設内のいたるところに貼り付けられたQR コードに専用端末をかざすだけで、自分の居場所を施設スタッフに通知し、サポートをうけることができます。全国の大学図書館では、本学が初めて「アンサーユー」を導入します。
本学図書館は蔵書数約150万冊。全面開架式で、学生が実際に書架で本を眺め、手に取ってページをめくりながら本に触れられることが特徴です。一方、車いす利用者には手が届かない高さに配架されている本があります。介助者と一緒に来館することができない車いす利用者は、カウンターにいるスタッフや周囲にいる学生・教職員にサポートを求める必要があり、「声をかけづらい」という心理的な負担がありました。「アンサーユー」は、カウンターで貸し出す専用端末に QR コードをかざすだけのため、気軽に介助要請ができるようになることが期待されます。車いすに限らず、松葉づえの使用者など本学図書館の利用で何かしら不自由がある方は誰でも利用できます。今後は、西宮上ケ原キャンパスでの導入状況を踏まえながら、西宮聖和キャンパスと神戸三田キャンパスでの導入も検討していきます。 ...(略)...