東京藝術大学 「国際共同学位プログラム」構築に向けた連携協定を締結
東京藝術大学は、
ロンドン芸術大学、パリ国立高等美術学校、シカゴ美術館附属美術大学の4大学において、教員・学生の相互交流をはじめ、各国で行われる国際芸術祭におけるアートプロジェクトを組み込んだ国際共同プロジェクト実施等、「国際共同学位プログラム(ジョイント・ディグリー)」構築に向けた連携協定を締結したようです。
(東京藝術大学/2015.02.18)(一部抜粋)『世界最高峰の4芸術大学連合による国際共同学位プログラム構築に向けた連携協定の調印式』の開催について
本取組は、文部科学省「国立大学改革プラン」を踏まえた本学の機能強化・グローバル展開戦略の一環として実施するものであり、海外から一線級のアーティストをユニットとして誘致し、国際共同プロジェクトを実施するとともに、本学からも教員・学生を派遣することで、世界一線級の芸術大学連携による実践型アートプロジェクトを展開し、世界トップレベルの芸術家の戦略的育成を目指すものです。
具体的には、東京藝術大学と、世界の芸術系大学の最高峰である、ロンドン芸術大学(イギリス)、パリ国立高等美術学校(フランス)及びシカゴ美術館附属美術大学(アメリカ)の4大学において、教員・学生の相互交流をはじめ、各国で行われる国際芸術祭におけるアートプロジェクトを組み込んだ国際共同プロジェクト実施等、「国際共同学位プログラム(ジョイント・ディグリー)」構築に向けた連携協定を締結することとしています。美術分野において、世界トップレベルにある4カ国の芸術大学が、国境を越えて連携し人材育成に取り組み、「国際芸術祭」を舞台とした、教員・学生の国際コラボレーションによるプロジェクト実践を、各々の大学の学位プログラムとして位置付けて実施するのは世界的にも初となる試みであり、例えば、本年7月に開催される「越後妻有アートトリエンナーレ」や、来年開催予定の「瀬戸内国際芸術祭」等を実践の場として活用することで、世界トップアーティスト育成はもとより、国際芸術祭を通じた地域活性化にも資するものと考えております。
これに連動して、東京藝術大学では、新たな大学院組織「グローバルアートプラクティス専攻」を平成28年度に設置予定であり、同専攻のカリキュラムに国際共同プロジェクトを4大学共通プログラムとして位置付け、将来的にはカリキュラム全体を共同化していくなど、今回の協定締結を契機に、国際連携によるグローバル人材育成をさらに推進していきますので、関係各位におかれましては、引き続きご支援の程何卒宜しくお願いいたします。
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