2015年2月18日

東京工科大学 学内システムの基幹部分を学生が開発・運営

東京工科大学では、
同大コンピュータサイエンス学部の学生らが手掛けた最新のクラウド技術を用いた学内システムを構築し、2015年1月より運用を開始しているようです。

(東京工科大学/2015.01.22)(一部抜粋)

最新のクラウド技術を用いた学内システムを学生が構築、低コストで先進的なICT教育環境を実現へ

東京工科大学では、コンピュータサイエンス学部の学生らが手掛けた、最新のクラウド技術であるコンテナ型仮想化技術を用いた学内システムを構築、国内大学として初めて1月より全学で運用を開始いたしました。

 本学では、他大学に先駆けて学内ICT環境の全面的なクラウド化に取り組み、2014年4月に全学生約8000人向けにサービス提供を開始しました。今回このプロジェクトの発展形として、コンテナ型仮想化機構「Docker」をベースとしたハイブリッドクラウドを構築しました。同システムの構築にあたっては、クラウド化プロジェクトに携わったコンピュータサイエンス学部の大学院生と学部生3名が開発から運用までを担っており、こうした学内システムの基幹部分を学生が手掛けるのは、国内では極めて珍しい事例となります。

 本システムの導入により、従来のVM(仮想マシン)機構の半分以下の低コストかつ高いスケーラビリティ(拡張性)を持つ基幹システムを運用でき、例えば人工知能のような最新のICT技術を手軽に教育サービスに活用することも可能になります。また、学生はふんだんに利用できる計算機資源に基づき、例えば、Webブラウザのみを用意することで手軽にプログラミング実習が行えるほか、自身がプログラム開発した作品を学内ポータルサイトで公開したり、学内向けサービスとして試験的に運用するといった活動も可能になります。...(略)...

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