2014年7月17日

関西大学 天六キャンパスを売却し、梅田に新拠点を開設

関西大学は、
大阪市北区長柄西1丁目にある天六キャンパスを売却し、大阪市北区鶴野町の土地と建物(平成 28 年8月竣工予定)を購入するようです。

(関西大学/2014.07.16)(一部抜粋)

■ 梅田で学びの高度化・多様化を追求 ■
天六キャンパスを売却し、梅田に新拠点を開設
~地域・社会人・大学がともに発展できる新たなハブ機能として~

このたび関西大学は、大阪市北区長柄西1丁目にある天六キャンパス(9273.89 ㎡)を阪急不動産株式会社に売却し、現在、阪急電鉄株式会社が保有する大阪市北区鶴野町の土地(806.57 ㎡。現況は駐車場)と、この土地に建設される建物(平成 28 年8月竣工予定)を阪急不動産株式会社から購入することになりました。
...(略)...
本学が今回の売買に踏み切った理由は、主として次のとおりです。
(1) 第2部が千里山キャンパスに全面移転した平成6(1994)年度以降、天六キャンパスの跡地利用について 20 年間にわたり試行錯誤を続けてきたが、十分に有効活用できなかったこと。
(2) 天六キャンパスに多額の資金を投下しても、教育研究上の新たな展開は極めて困難であること。
(3) 近隣の土地需要の動向から判断して、天六キャンパスを手放すには適当な時期と考えられること。
(4) 購入する土地は阪急「梅田駅」から徒歩4分、JR「大阪駅」から徒歩8分程度と、交通至便の立地にあること。
(5) 梅田周辺でまとまった土地を取得するのは非常に難しいとされているため、またとない好機であり、本学にとって大阪の中心地に自前の拠点を所有できるので、新たな展開が可能となること。
(6) 特に天六キャンパスがかつて担っていた「社会人を主たる対象とする教育機能」を継承する場合、良好なロケーションにあること。
(7) 千里山キャンパスから教育研究機能の一部を移転することで、千里山キャンパスの狭隘化の緩和につながり、再編を構想できること。
...(略)...

北区鶴野町の新たな土地・建物における教育・研究上の利用方針は、学是「学の実化」を基調とし、『西日本の中心的な都市空間である梅田において、学びの高度化・多様化を追求し、地域・社会人・大学がともに発展できる新たなハブ機能』をテーマに掲げ構築するものとします。梅田駅前という地の利は、本学が有する知的資源の社会還元を一層推進し得る機会となると同時に、天六キャンパスが長らく果たしてきた社会人教育の伝統を今日的に継承するものでもあります。 ...(略)...

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